11. よろこび奏するこそ
  本文  現代語訳
  よろこび奏するこそをかしけれ。うしろをまかせて御前のかたにむかひてたてるを拝し舞踏しさわぐよ。  任官・叙位の後、参内して御礼言上することこそ面白い。下襲の裾を長く引いて、玉座の方に向かって立っているよ。拝舞して騒ぐよ。
   
   
   
   
   
   
   
   
 

1 よろこび奏する…任官・叙位の後、参内して御礼言上すること。慶び申し・拝賀・奏慶などともいう。

2 うしろをまかせて…下襲の裾を長く引いたさま。

3 御前のかたにむかひてたてるを…玉座の方に向かって立っているよ。

4 拝し舞踏し…拝舞のこと。拾芥抄に「舞踏事、再拝置笏、立左右左、居左右左、取笏小拝、立再拝」と見える。