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 総目次    

枕草子目次

1.春はあけぼの

2. 頃は

3.正月一日は

4.三月三日は

5.四月、祭りの頃

6.おなじことなれども

7. 思はん子を

8. 大進生昌が家に

9.うへにさぶらふ御猫は

10.正月一日、三月三日は

11.よろこび奏するこそ

12.今内裏のひむがしをば

13. 山は

14. 市は

15. 峰は

16. 原は

17. 淵は

18. 麻は

19. みささぎは

20. わたりは 

21. たちは

22. 家は

23. 清涼殿の丑寅のすみの

24. おひさきなく

25. すさまじきもの

26. たゆまるるもの

27. 人にあなづらるるもの

28. にくきもの

29. こころときめきするもの 

30. すぎにしかた恋しきもの 

31. こころゆくもの

32. 檳榔毛は

33. 説経の講師は

34. 菩提といふ寺に

35. 小白河といふ所は

36. 七月ばかりいみじうあつければ

37. 木の花は

38. 池は

39. 節は五月にしく月はなし

40. 花の木ならぬは 

41. 鳥は

42. あてなるもの 

43. 虫は

44. 七月ばかりに

45. にげなきもの

46. 細殿に人あまたゐて

47. 主殿司こそ

48. をのこは 

49. 職の御曹司の西面の

50. 馬は

51. 牛は

52. 猫は

53. 雑色・随身は

54. 小舎人童

55. 牛飼は

56. 殿上の名対面こそ

57. 若くよろしき男の

58. 若き人、ちごどもなどは

59. ちごは、あやしき弓

60. よき家の中門あけて

61. 滝は

62. 河は

63. あかつきに帰らん人は

64. 橋は

65. 里は

66. 草は

67. 草の花は

68. 集は

69. 歌の題は

70. おぼつかなきもの

71. たとしへなきもの

72. 夜鳥どものゐて

73. しのびたる所にありては

74. 懸想人にて来たるは 

75. ありがたきもの

76. 内裏の局、細殿いみじうをかし

77. まいて、臨時の祭の調楽などは

78. 職の御曹司におはします頃

79. あぢきなきもの

80. 心地よげなるもの

81. 御仏名のまたの日

82. 頭の中将の、すずろなるそら言を

83. かへる年の二月廿日よ日

84. 里にまかでたるに

85. 物のあはれ知らせ顔なるもの 

86. さて、その左衛門の陣などに 

87. 職の御曹司におはします頃

88. めでたきもの

89. なまめかしきもの 

90. 宮の五節いださせ給ふに

91. 細太刀に平緒つけて

92. 内裏は、五節の頃こそ

93. 無名といふ琵琶の御琴を

94. 上の御局の御簾の前にて

95. ねたきもの

96. かたはらいたきもの

97. あさましきもの

98. くちをしきもの

99. 五月の御精進のほど

100. 職におはします頃、八月十よ日の

101. 御かたがた、君たち

102. 中納言まゐり給ひて

    

103. 雨のうちはへ降るころ

104. 淑景舎、東宮にまゐり給ふほどのことなど

105. 殿上より、梅のみな散りたる枝を

106. 二月つごもり頃に

107. ゆくすゑはるかなるもの

108. 方弘は、いみじう人に

109. 見ぐるしきもの 

110. いひにくきもの

111. 関は

112. 森は

113. 原は

114. 卯月のつごもりがたに

115. つねよりことにきこゆるもの

116. 絵にかきおとりするもの

117. かきまきりするもの

118. 冬は、いみじうさむき

119. あはれなるもの 

120. 正月に寺にこもりたるは 

121. いみじう心づきなきもの

122. わびしげに見ゆるもの

123. 暑げなるもの

124. はづかしきもの

125. むとくなるも

126. 修法は

127. はしたなきもの

128. 八幡の行幸のかへらせ給ふに

129. 関白殿、黒戸より出でさせ給ふ

130. 九月ばかり、夜一夜

131. 七日の日の若菜を

132. 二月、官の司に

133. 頭の弁の御もとより

134. などて、官得はじめたる

135. 故殿の御ために

136. 頭の弁の、職にまゐり給ひて

137. 五月ばかり、月もなういとくらきに

138. 円融院の御はての年

139. つれづれなるもの

140. つれづれなぐさむもの

141. とり所なきもの

142. なほめでたきこと

143. 殿などのおはしまさで後

144. 正月十よ日のほど

145. きよげなる男の

146. 碁を、やむごとなき人のうつとて

147. おそろしげなるもの

148. きよしと見ゆるもの

149. いやしげなるもの

150. 胸つぶるるもの

151. うつくしきもの

152. 人ばへするもの

153. 名おそろしきもの

154. 見るにことなることなきものの

155. むつかしげなるもの

156. えせものの所得るをり

157. くるしげなるもの

158. うらやましげなるもの

159. とくゆかしきもの

160. 心もとなきもの

161. 故殿の御服のころ

162. 弘徽殿とは

163. むかしおぼえて不用なるもの

164. たのもしげなきもの

165. 読経は

166. 近うて遠きもの

167. 遠くて近きもの

168. 井は

169. 野は

170. 上達部は

171. 君達は

172. 受領は

173. 権の守は

174. 大夫は

175. 法師は

176. 女は

177. 六位の蔵人などは

178. 女のひとりすむ所は

179. 宮仕人の里なども

180. ある所になにの君とかや

181. 雪のいと高うはあらで

182. 村上の前帝の御時に

183. 御形の宣旨の

184. 宮にはじめてまゐりたるころ

185. したり顔なるもの

186. 位こそ猶めでたき物はあ

187. かしこきものは

188. 病は

189. 十八九ばかりの人の

190. 八月ばかりに、白き単

191. すきずきしくて

192. いみじう暑き昼中に

193. 南ならずは東の

194. 大路近なる所にて聞けば

195. ふと心おとりとかするものは

196. 宮仕人のもとに

197. 風は

198. 八九月ばかりに雨にまじりて

199. 九月つごもり、十月のころ

200. 野分のまたの日こそ

201. 心にくきもの

  

202. 五月の長雨のころ

203. ことにきらきらしからぬ男の

204. 島は

205. 浜は

206. 浦は

207. 森は

208. 寺は

209. 経は

210. 仏は

211. 書は

212. 物語は

213. 陀羅尼はあかつき

214. あそびは夜

215. あそびわざは

216. 舞は

217. 弾くものは

218. 笛は

219. 見ものは

220. 賀茂の臨時の祭

221. 行幸にならぶものは

222. 祭のかへさ

223. 五月ばかりなどに山里にありく

224. いみじう暑きころ

225. 五月四日の夕つかた

226. 賀茂へまゐる道に

227. 八月つごもり

228. 九月廿日あまりのほど

229. 清水などにまゐりて

230. 五月の菖蒲の

231. よくたきしめたる薫物の

232. 月のいとあかきに

233. おほきにてよきもの

234. 短くてありぬべきもの

235. 人の家につきづきしきもの

236. ものへ行く路に

237. よろづのことよりも

238. 細殿にびんなき人なん

239. 三条の宮におはしますころ

240. 御乳母の大輔の命婦

241. 清水にこもりたりしに

242. 駅は

243. 社は

244. 蟻通の明神

245. 一条の院をば今内裏とぞいふ

246. 身をかへて、天人などは

247. 雪高う降りて

248. 細殿の遣戸を

249. 岡は

250. 降るものは

251. 雪は、檜皮葺

252. 日は

253. 月は

254. 星は

255. 雲は

256. さわがしきもの

257. ないがしろなるもの

258. ことばなめげなるもの

259. さかしきもの

260. ただ過ぎに過ぐるもの

261. ことに人に知られぬもの

262. 文ことばなめき人こそ

263. いみじうきたなきもの

264. せめておそろしきもの

265. たのもしきもの

266. いみじうしたてて婿とりたるに

267. 世の中になほいと心憂きものは

268. 男こそ、なほいとありがたく

269. よろづのことよりも情あるこそ

270. 人のうへいふを腹立つ人こそ

271. 人の顔に、とり分きて

272. 古代の人の指貫着たるこそ

273. 十月十よ日の月の

274. 成信の中将こそ、人の声は

275. 大蔵卿ばかり耳とき人はなし

276. うれしきもの

277. 御前にて人々とも

278. 関白殿、二月廿一日に

279. たふときこと

280. 歌は

281. 指貫は

282. 狩衣は

283. 単は

284. 下襲は

285. 扇の骨は

286. 桧扇は

287. 神は

288. 崎は

289. 屋は

290. 時奏する、いみじうをかし

291. 日のうらうらとある昼つかた

292. 成信の中将は、入道兵部卿の宮の

293. つねに文おこする人の

294. 今朝はさしも見えざりつる空の

295. きらきらしきもの

296. 神のいたう鳴るをりに

297. 坤元録の御屏風こそ

298. 節分違などして

299. 雪のいと高う降りたるを

300. 陰陽師のもとなる小わらはべこそ

  

301. 三月ばかり、物忌しにとて

302. 十二月廿四日、宮の御仏名の

303. 宮仕する人々の出で集りて

304. 見ならひするもの

305. うちとくまじきもの

306. 日のいとうららかなるに

307. 右衛門の尉なりける者の

308. 小原の殿の御母上とこそは

309. また、業平の中将のもとに

310. をかしと思ふ歌

311. よろしき男を下衆女などのほめて

312. 左右の衛門の尉を

313. 大納言殿まゐり給ひて

314. 僧都の御乳母のままなど

315. 男は、女親亡くなりて

316. ある女房の、遠江の子なる人を

317. びんなき所にて

318. 「まことにや、やがては下る」と

一本

 

 

1. 夜まきりするもの

2. 火かげにおとるもの

3. 聞きにくきもの

4. 文字に書きてあるやうあらめど心得ぬもの

5. 下の心かまへてわろくてきよげに見ゆるもの

6. 女の表着は

7. 唐衣は

8. 裳は

9. 汗杉は

10. 織物は

11. 綾の紋は

12. 薄様色紙は

13. 硯の箱は

14. 筆は

15. 墨は

16. 貝は

17. 櫛の箱は

18. 鏡は

19. 蒔絵は

20. 火桶は

21. 畳は

22. 檳榔毛は

23. 松の木立高き所の

24. きよげなるわらはべの

25. 官仕所は

26. 荒れたる家の蓬ふかく

27. 池ある所の五月長雨のころこそ

28. 長谷にまうでて局にゐたりしに

29. 女房のまゐりまかでには

 

319. この草子、目に見え心に思ふ事を

解説

 



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