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若菜上あらすじ
朱雀院は、御不例と共に、女三宮の将来に関する処置を、一方ならず苦悩せられた。
朱雀院は、女三宮を源氏に預けようとなさる。ここには自由と媒妁との結婚論がある。
女三宮の、裳着の祝が終ってから、朱雀院は出家せられた。源氏は、出家の御見舞に伺った。その時初めて、女三宮の源氏への降嫁が決定した。
玉鬘は、正月、源氏の四十賀を祝しに、六条院に参上した。
女三宮は六条院に移った。紫上と女房と源氏の感情は複雑である。
朱雀院は、西山に籠り、源氏に消息があった。源氏は、独り住む朧月夜を訪ねた。
明石女御は、御産のため、里帰りした。紫上は、姫君と女三宮とに睦しく語らった。
紫上と秋好中宮と、勅命によって夕霧とが、源氏の四十賀を祝した。源氏も忙しい。
明石女御は、皇子を生み、各所から産養いが来た。明石上は、紫上と親しくなった。
明石入道は、皇子誕生後、隠遁を決心し、尼君達に消息した。源氏は女御に教訓した。
女三宮に対する、夕霧と柏木の心情は、平静でない。竊に思慕の情を寄せている。
蹴鞠の夕方、柏木は女三宮を見て、小侍従に、宮に逢わせてほしいと嘆願する。
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