第一章 薫の物語 横川僧都、薫の依頼を受け浮舟への手紙を書く
1. 薫、横川に出向く
4. 僧都、浮舟への手紙を書く
5. 浮舟、薫らの帰りを見る
第二章 浮舟の物語 浮舟、小君との面会を拒み、返事も書かない
3. 浮舟、小君との面会を拒む
4. 小君、薫からの手紙を渡す
5. 浮舟、薫への返事を拒む
6. 小君、空しく帰り来る
[主要登場人物]
薫<かおる>
呼称---大将殿・殿、源氏の子
女一の宮<おんないちのみや>
呼称---一品の宮、今上帝の第一内親王
浮舟<うきふね>
呼称---入道の姫君・姫君、八の宮の三女
中将の君<ちゅうじょうのきみ>
呼称---親・母、浮舟の母
小君<こぎみ>
呼称---小君・御弟の童・童、浮舟の異父弟
母尼<ははのあま>
呼称---朽尼、横川僧都の母
横川僧都<よかわのそうず>
呼称---僧都
妹尼<いもうとのあま>
呼称---故衛門督の北の方・尼君・妹・主人、横川僧都の妹