絵合          あらすじ

第一章　前斎宮の物語　前斎宮をめぐる朱雀院と光る源氏の確執

1. 朱雀院、前斎宮の入内に際して贈り物する

2. 源氏、朱雀院の心中を思いやる

3. 帝と弘徽殿女御と斎宮女御

4. 源氏、朱雀院と語る

第二章　後宮の物語　中宮の御前の物語絵合せ

1. 権中納言方、絵を集める

2. 源氏方、須磨の絵日記を準備

3. 三月十日、中宮の御前の物語絵合せ

4. 「竹取」対「宇津保」

5. 「伊勢物語」対「正三位」

第三章　後宮の物語　帝の御前の絵合せ

1. 帝の御前の絵合せの企画

2. 三月二十日過ぎ、帝の御前の絵合せ

3. 左方、勝利をおさめる

第四章　光る源氏の物語　光る源氏世界の黎明

1. 学問と芸事の清談

2. 光る源氏体制の夜明け

3. 冷泉朝の盛世

4. 嵯峨野に御堂を建立

　[主要登場人物]

　光る源氏<ひかるげんじ>

呼称---内大臣・大臣・大殿・殿、三十一歳

　齋宮女御<さいぐうのにょうご>

呼称---前齋宮・齋宮の女御・齋宮・梅壺の御方・梅壺・宮、源氏の養女

　冷泉帝<れいぜいてい>

呼称---帝・内裏・主上、今上帝

　頭中将<とうのちゅうじょう>

呼称---権中納言・中納言、源氏の従兄弟

　弘徽殿女御<こうきでんのにょうご>

呼称---弘徽殿・女御・御女、頭中将の娘

　朱雀院<すざくいん>

呼称---院・院の帝、源氏の兄

　藤壺宮<ふじつぼのみや>

呼称---中宮・宮、冷泉帝の母

　紫の上<むらさきのうえ>

呼称---女君、源氏の正妻

 

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