賢木          あらすじ

第一章 六条御息所の物語 秋の別れと伊勢下向の物語

1. 六条御息所、伊勢下向を決意

2. 野の宮訪問と暁の別れ

3. 伊勢下向の日決定

4. 斎宮、宮中へ向かう

5. 斎宮、伊勢へ向かう

第二章 光る源氏の物語 父桐壺帝の崩御

1. 十月、桐壺院、重体となる

2. 十一月一日、桐壺院、崩御

3. 諒闇の新年となる

4. 源氏朧月夜と逢瀬を重ねる

第三章 藤壺の物語 塗籠事件

1. 源氏、再び藤壺に迫る

2. 藤壺、出家を決意

第四章 光る源氏の物語 雲林院参籠

1. 秋、雲林院に参籠

2. 朝顔斎院と和歌を贈答

3. 源氏、二条院に帰邸

4. 朱雀帝と対面

5. 藤壺に挨拶

6. 初冬のころ、源氏朧月夜と和歌贈答

第五章 藤壺の物語 法華八講主催と出家

1. 十一月一日、故桐壷院の御国忌

2. 十二月十日過ぎ、藤壺、法華八講主催の後、出家す

3. 後に残された源氏

第六章 光る源氏の物語 寂寥の日々

1. 諒闇明けの新年を迎える

2. 源氏一派の人々の不遇

3. 韻塞ぎに無聊を送る

第七章 朧月夜の物語 村雨の紛れの密会露見

1. 源氏、朧月夜と密会中、右大臣に発見される

2. 右大臣、源氏追放を画策する




 [主要登場人物]

 光る源氏<ひかるげんじ>

呼称---大将の君・大将・大将殿・右大将・男・君・殿、二十三歳から二十五歳 参議兼近衛右大将

 頭中将<とうのちゅうじょう>

呼称---三位中将・中将、故葵の上の兄

 桐壺院<きりつぼのいん>

呼称---院の上・院・故院、光る源氏の父

 朱雀帝<すざくてい>

呼称---帝・内裏・今、光る源氏の兄

 弘徽殿大后<こうきでんのおおぎさき>

呼称---大后・后・大宮・后の宮・宮・宮の御方、朱雀帝の母后

 藤壺の宮<ふじつぼのみや>

呼称---中宮・宮・母宮、桐壺帝の后、東宮の母

 六条御息所<ろくじょうのみやすどころ>

呼称---御息所・女君・女、光る源氏の愛人

 斎宮<さいぐう>

呼称---宮、六条御息所の娘

 紫の上<むらさきのうえ>

呼称---西の対の姫君・対の姫君・女君・姫君、光る源氏の妻

 朧月夜の君<おぼろづきよのきみ>

呼称---御匣殿・尚侍君・女君・女、右大臣の娘、弘徽殿女御の妹

 朝顔の姫君<あさがおのひめぎみ>

呼称---斎院・朝顔、式部卿宮の娘、光る源氏の恋人の一人

 兵部卿宮<ひょうぶきょうのみや>

呼称---親王・父親王・宮、紫の上の父

 左大臣<さだいじん>

呼称---左大殿・左大臣・致仕大臣・大臣、故葵の上の父



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